短期間でPMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)の資格を取得したい…
試験本番で時間が足りなくなる不安を払拭したい…
高額になりがちな研修費用・受験費用をできるだけ安く抑えたい…
そんなお悩みを持つあなたに向けて。
IT系会社員歴20年、ミニマリストのパンダ (@gogopandablog) です。
2022年10月15日(土)にPMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)※以下PMP を受験、無事に合格することができました。
受験勉強を開始したのが2022年9月22日(土)でしたので、たった3週間という短期間で合格することができました。
この記事では、私が3週間という短期間でいかに効率よく、しかも費用を安く抑えてPMPの資格を取得できた方法をご紹介します。
結論から言うと、試験までの3週間で取り組んだ主な内容は以下3点です。
Udemy講座:PMP Exam Prep Seminar – Complete Exam Coverage with 35 PDUs
問題集:PMP試験合格虎の巻 新試験対応
JPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験
上記の他、PMBOKガイド第7版およびアジャイル実務ガイドの一読をしましたが、費用を抑える、という点を重視するのであれば、これらは必須ではありませんでした。
PMBOKガイド第7版およびアジャイル実務ガイドは英語を日本語に翻訳したものなので、私にはとても読みにくく、読んでいても内容が頭に入ってきませんでした。
よって、問題集(PMP試験合格虎の巻)やJPSeラーニング(【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験)で問題を解きながら、PMBOKガイド第7版とアジャイル実務ガイドの内容を理解することが一番効率の良い勉強方法だと思います。
それでは必要最小限の対策、効率よく、費用を抑えることを重視した上記3つの内容について詳しく説明をします。
資格試験は短期集中、効率よくが大事だね!
Udemy講座:PMP Exam Prep Seminar – Complete Exam Coverage with 35 PDUs
まず、PMPを受験するためには、以下2つの条件を満たす必要があります。
条件1 研修:35時間のPM公式研修時間を終了していること。
これはまともにオンサイトでの外部研修を申し込んで受講をすると、かなり高額(数十万円以上)の費用がかかってしまいます。
勤務している会社から研修費用の補助が出る等であればよいのですが、オンサイトでの研修の場合は移動時間の問題、研修受講のために場合によっては休暇を取得するといったことも必要になります。
そのため、条件1の35時間の研修はオンライン研修一択です!
数あるPMP受験者向けのオンライン研修の中で私が見つけた恐らく最安と思われる研修がこちらです。
Udemy講座:PMP Exam Prep Seminar – Complete Exam Coverage with 35 PDUs
Udemyのトップページから、「PMP Exam Prep」と検索すれば出てきます。
私が講座に申込をした当時は、たまたまセール中で、なんとたったの1,840円で35時間の研修を受講することができました!
超格安でめちゃくちゃラッキーだった!!
講座内容は、PMBOKガイド第7版の内容を講師が体系的に講義しているものです。
音声は英語ですが、日本語字幕があります。所々おかしな字幕が出ますが、理解はできます。
時間がある方はじっくり視聴すれば、それなりに勉強にはなると思います。
ただ条件1 研修:35時間のPM公式研修時間を終了していること。の目的を達成することに特化するなら、2倍速で再生(再生スピードは変更できます。)で視聴することをオススメします。
講座を修了証明書を取得するためには、全セクションの再生と課題を完了させる必要がありますが、正直言って、真面目に視聴していなくても課題はなんとかなります。
実際の試験対策は、この後で説明する問題集とeラーニングで可能なので、条件1 研修:35時間のPM公式研修時間を終了していること。を満たすのみ、という割り切った考え方もアリだと思います。
結局、研修は2022年9月22日~24日の3日間で完了。無事、このような修了証明書が発行されました!
ちなみに、条件2 実務経験:プロジェクトにおいてリーダとしての実務経験を有していること。については、PMP受験申請時に英語でPM実務経験を登録する必要があります。
条件2は、PMP受験者にとって、大きなハードルとなっている内容だと思いますので、PMP受験申請時の英語でのPM実務経験の登録方法について、以下の記事で解説しています。
問題集:PMP試験合格虎の巻 新試験対応
研修完了後はこちらの問題集:PMP試験合格虎の巻 新試験対応にじっくり取り組みましょう。
私の場合、以下の①~③を繰り返し、試験本番までにこちらの問題集を3周しました。
私が受験した本番のPMP試験では、用語の説明といった暗記問題や計算問題の出題はありませんでした。
逆に、ケース問題(こういう場合、PM(プロジェクト・マネージャー)として、あなたはどうする?)という問題がほとんどで、中でもアジャイル開発に関わる問題が多く出題されました。
上記を念頭において、問題集に取り組むと、より効率的に勉強ができると思います。
思い切って、暗記問題、計算問題に取り組まないことも得策です!
JPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験
問題集:PMP試験合格虎の巻 新試験対応だけでは不安だったため、JPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験にも取り組みました。
こちらのeラーニングでのPMP問題集+模擬試験は、本番の試験とよく似た出題形式での内容だったので、とてもいい練習になりまし、解説も丁寧でわかりやすかったです。
スマホでも取り組めますし、10問単位でちょっとしたすき間時間(電車での移動時間等)でも手軽に問題が解ける点がとてもよかったです。
PMP問題集では人(140問)・プロセス(250問)・ビジネス環境(50問)、各ドメイン毎の問題に取り組むことができます。
PMP模擬試験では180問×2回分の合計360問の問題に取り組むことができます。
本番試験を想定して、制限時間230分/10分休憩2回で模擬試験を実施することが可能です。
全部合わせて800題というボリュームですが、何度も解答するうちに最終的には、1問あたり1分かからずに解答できるようになっていました。
今思うと、問題を解くスピード感を習得できたことが非常に大きかったです。
と言うのは、他の受験者の体験記を読むと、「本番の試験で時間が足りなかった。」という方が多いのですが、私は本番の試験では20分以上の時間を余らせて試験を終了して、無事に合格することができました。
時間を20分以上余らせることができた理由は、このJPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験で、本番の試験と似たような問題を繰り返し解くことで、素早く必要な情報を読み取って、解答できるようになったからだと思います。
選択肢でどっちか迷った場合は時間をかけて迷わず、どっちかを勘で選んで、次の問題に進もう!
PMP取得のためにかかった勉強時間
まず、私がPMP取得のためにかかった勉強時間は、ざっくり60時間くらいです。
平日はすき間時間を中心に1日あたり1~2時間、土日はじっくり3~5時間を勉強時間に充てていました。
問題集:PMP試験合格虎の巻 新試験対応とJPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験を使っての勉強がほとんどでした。
勉強を開始した当初は、1問1問を解いて解説を理解するのに時間がかかっていましたが、繰り返し問題を解くうちに、短時間でたくさんの問題を解けるようになりました。
PMP取得のためにかかった費用とその内訳
私がPMPを取得するのにかかった費用の合計は109,049円で、内訳は以下になります。
No. | 品目 | 金額 |
---|---|---|
1 | PMP Exam Prep Seminar – Complete Exam Coverage with 35 PDUs | 1,870円 |
2 | PMP試験合格虎の巻 新試験対応 | 3,520円 |
3 | JPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験 | 13,900円 |
4 | PMI本部(米国)入会金・年会費 | 22,454円 |
5 | PMI日本支部年会費 | 7,363円 |
6 | PMP受験料(PMI会員価格) ※会社から支給 | 59,942円 |
合計 | 109,049円 |
PMP受験料は円安の影響もあり、約6万円と跳ね上がりましたが、幸い会社からの支給を受けることができたので、私自身が負担した費用の合計はPMP受験料を除く、49,107円でした。
PMI日本支部年会費は、PMBOKガイド第7版の日本語版をダウンロードしたかったので入会しましたが、PMBOKガイド第7版はナシでもPMP試験には合格できます。
PMBOKガイド第7版の内容は、問題集(虎の巻とeラーニング)にしっかり取り組むことで習得できます。
35時間の研修費用が、Udemy講座でたったの1,870円で済んだのが本当にラッキーだった!
まとめ
以上、 私が3週間という短期間で効率よく、しかも費用を安く抑えてPMPの資格を取得できた方法をご紹介しました。
まとめると、試験までの3週間で主に取り組んだ内容は以下の3点です。
Udemy講座:PMP Exam Prep Seminar – Complete Exam Coverage with 35 PDUs
問題集:PMP試験合格虎の巻 新試験対応
JPSeラーニング:【第7版/新試験対応】PMP問題集+模擬試験
Udemy講座は、タイミングが合えば、セール中で格安料金で受講できますが、通常料金でも他の研修を受講するよりも十分に安いのでオススメです!
Udemy講座でサクっとPMP受験の条件(35時間の研修受講)を満たしたら、あとは問題集(虎の巻とeラーニング)で問題を解きまくりましょう。
「暗記問題、計算問題は出ない」と割り切り、アジャイル開発を重点的に、PM(プロジェクト・マネージャー)としての行動規範をしっかり習得することがPMP合格への近道だと思います!
PMP試験の翌日に受け取ったスコアレポートでは、私はAbove Targetの一歩手前でのPass(合格)でした。
(ドメイン:ビジネス環境がNeeds Improvement(改善の必要あり)なのはご愛敬。)
資格試験は合格基準に達していればオッケー!満点を取る必要はない!!
この記事が少しでも皆さんの役に立ったら嬉しいです。
またねっ